ホメオパシーの基本原理や考え方、自然治癒力を目覚めさせるアプローチについてご紹介します。
「健康な人にある症状を引き起こすものは、その症状を取り去るものになる」
という「同種の法則」がホメオパシーの基本原理です。
ベラドーナという植物を健康な人が口にすると、次のような反応が起こります。
これと同じような症状(高熱や頭痛など)で苦しんでいる人が、ベラドーナから作られた「レメディー」をとると、元々体に備わっている自己治癒力が働き始めます。
レメディーをとり始めると、一時的に症状が強くなることがあります。
これを好転反応と呼びます。
これは体が溜まったものを押し出そうとして戦っているサインで、その後、自己治癒力によって症状は徐々に改善することが期待されます。
このように、ホメオパシーは私たちの体が本来持っている自己治癒力を引き出し、サポートする自然療法なのです。
レメディーは、私たちの体にある「バイタルフォース(生命エネルギー)」に働きかけ、自己治癒力のスイッチを入れる特別な存在です。
それぞれのものの中には内側に潜んでいるスピリットがあり、固有の波動を持っています。
希釈振盪という特別な方法でこのスピリットを水に転写したものがレメディーです。
10倍に希釈した母液(マザーチンクチャー)をさらに薄めて叩いた溶液を使って、以下の2つの形で作られます。
薄める度合いをポーテンシーといい、薄め方によってX・C・M・LMなどのポーテンシーがあります。
バイタルフォースとは、生命力や気とも言いかえられる生命エネルギーのことです。
命の根源であり、目には見えない非物質的なエネルギーの流れです。
症状がなければ病気に気づくことができません。ですから、症状は「ありがたいお知らせ」といえます。
体はレメディーの波動パターンをキャッチし、内に秘めた癒しの力(自己治癒力)を発動させ、本来の健やかなバランスを取り戻そうと促します。
非物質的な不調や滞りに作用できるのは、同じく非物質的なレメディーということになります。
自己が非自己(不自然なもの・要らないもの)を認識して押し出していく力、これがバイタルフォースの力です。
この力が自己治癒力として働き、私たちの健康を支えてくれています。
希釈振盪とは、薄めて叩くという意味です。
これはホメオパシーならではのプロセスであり、特徴と言えます。
この作業を通じて元の物質のスピリットを引き出します。
植物の場合を例にとると:
この不思議な作業には大切な意味があります。
このようにして作られたレメディーをとると、不調を感じている人の体はその微細なエネルギー(波動)をキャッチします。
体は賢いですね。
超微量の法則とは、薄めて叩く作業を繰り返すことで、その物質の性質がエネルギーとして変化していく現象のことを指します。
エネルギー化されて微細になればなるほど生命エネルギー(バイタルフォース)に作用するようになっていきます。
「少なければ少ないほど、より深く働く」
超微量になることで、体により優しく、深く働きかけることができます。
このように、超微量の法則は「少なければ少ないほど、より深く働く」というホメオパシーならではの特徴を示す大切な考え方です。